映画『クルエラ (2021)』

クルエラ (2021)  CRUELLA  監督 クレイグ・ギレスピー

とおっても久しぶりにヨメと映画を観た。ヨメはジブリとディズニーしか観ない、と決めているのだ。市内の映画館では、本作はもう1日に3本しか上映しない。まあコロナ禍の中で上映してくれるだけでも感謝しなきゃ。

私、クルエラも101匹わんちゃんも知らないのですが、この映画、おススメです。某サイトで高得点だが、その期待を裏切らないどころか、上を行く作品です。

まず映像がキレイです。パーティーシーン、衣装、イギリスの街並み、細部にわたりていねいでしかも豪華です。そして展開が面白い。2時間20分と長いのですが、全く長さを感じさせません。シリアスに傾きつつもところどころに笑いも取っています。そろそろクライマックスかと思ったらさらに上天井がある、そんな展開です。もう一つは、主演のエマ・ストーンの魅力でしょう。彼女の射貫くような視線、存在はぴったりだなと思いました。

やっぱりディズニーは外れがないですな。「ムーラン」を配信に回したり、「ブラックウィドー」のように何度も公開延期したり、最近良い印象がなかったのですが、これはアタリですよ!