読書『 アドラー珠玉の教え 自分の人生を最高に生きる77のヒント 』Ⅷ

勇気づけに関する言葉が参考になるなあ。

~日頃から自分自身に語りかけている言葉を思い出してみてほしい。「私はよく頑張っている」「私には可能性がある」「私にはなすべき仕事がある」「たまには失敗してもいい」「時には弱音を吐いてもいい」「私にはよい仲間がいる」「私にはいざとなれば協力してくれる人がいる」などの言葉を心の中で自分に話しかけているとすれば、あなたはプラスの自己のイメージを持っている人である。~

日頃、自分は自分に何を語りかけているだろうか。「全力でやれ」ぐらいか。自分が努力できること、自分が発展すること、自分が役に立つこと、自分が不完全であること、自分が連帯できること、そんなことを言い聞かせることで、自己のプラスイメージを形成していくのだ。

~命令口調で言葉をかけるのをやめて依頼口調にして伝えると、それだけで勇気づけの効果が表れてくる。~

やらせるのではなく、やっていただく、お願いをすることだ。私が新任のころ、上司にこんな指導を受けた。『子どもに指示をするとき「~してください」ではなく、「~しなさい」とするように』とのこと。もう30年以上も前の話だ。時代は変わった。

~私を主語にして伝えるとそれだけで人を勇気づける効果が表れる。相手の立場に立って共感していることを伝えるものなのだ。~

アイメッセージというものだろう。「ほめる」と私目線ではなくなってしまう。私は自分の気持ちを伝えるのが下手くそなのだ。

~勇気づけはその人に喜びや快感と共にやる気を引き起こす効果を持つ。やる気は実際に何か行動を起こすことによって出てくるものなのだ。~

勇気づけについて、少しわかってきたような気がする。