読書『 アドラー珠玉の教え 自分の人生を最高に生きる77のヒント 』Ⅶ

「勇気づけ」についてもっと知りたい。

~褒めるのではなく、勇気づけるのだ。勇気づけには、人の能力と意欲を育てる力がある。~

褒めることと勇気づけることを混同してしまいがちなのだ。

~褒めるのは成功した時だけだが、勇気づけは成功した時だけではなく失敗した時にも与えられる。褒めるのは行為した人に与えられるが、勇気づけは行為そのものに与えられる。褒めるのは与える側の関心で、一種の褒賞として与えられるが、勇気づけは与えられる側の関心に基づいて行われる。~

失敗した時にも与えられる。行為そのものに与えられる。与えられる側の関心に基づいて行われる。それが勇気づけた。

例えば子どもが失敗した時、こちらは「なぐさめる」。なぐさめるのは行為した子どもに向けているのだから勇気づけとは違うのだろう。きっとその言葉は、成功や失敗など結果とは別次元なのだろう。

~勇気があり、自信があり、リラックスしている人だけが、困難な面からも利益を受けることができる。そのような人は、どのような局面にあっても決して恐れたり逃げたりしない。勇気づけは困難な面からも利益を受けられる力を与えるもの。人を勇気づけするには、自分自身が勇気ある状態にいなければならない。~

私も勇気づけができるようになりたい。どんな言葉を選ぶのかではなく、まず私自身が勇気ある状態でなくてはならない。

~勇気のある状態とは①努力、②気力、③協力の3つの力を持ち、それらが使える状態にあることを言う。~

自分の課題(ライフタスク)の解決に向けて「努力」を使うこと。やる気、意欲など充実し「気力」が使えること。全体のことを考え「協力」が使えること。それらが必要なのだ。

~自分自身に、「プラス思考である」「未来志向である」「聴き上手である」「協力を重視する」「大局を見られる」「ユーモアがある」「尊敬し、信頼しながら相手をサポートする」などの態度が求められる。~

まずは、自分を高めなくてはならない。自分を高める努力を怠ってはいけない。