読書『ストレスと適応障害』Ⅷ

この本も今回を最後にしたい。

~人生の問題に人が迷うのは、どういう解決にたどり着こうとしているのかが見えてこないためである。ゴールがはっきりしていないのに試行錯誤を繰り返したところで余計に迷う。問題を解決する最も近い道は、ゴールを明確にすることである。どうなりたいか、何が欲しいのかという観点で問題解決を進める。~

どう解決しようとしているのか見えてこない時ってよくある。ただ目の前の問題に対応しているだけというのが多い。必要なのは、問題を解決する主体が、ゴールを明確にすることなのだ。そして完璧主義を求めないのであれば、ゴールへの道半ばであろうと、満足することなのだ。

そもそも、私は仕事を通してどうなりたいのか。何が欲しいのか。子どもと良い関係であればいいし、規定された収入があればいい、かな。

~適応とはその人がその人らしく生きるということになる。どんなに忙しく、日々の仕事や生活に追われていても、その人らしく生きられているとき、その人は輝いている。その人らしく生きるとは、その人が置かれた場で、その人の持ち味が活かされているということになるだろう。~

4月からの自分が置かれた場で、自分の持ち味が活かされるだろうか。活かせるだろうか。そもそも自分の持ち味って何だろう。