読書『ファシリテーション革命』Ⅱ

この言葉は、そうだよなあと思う。

~「危機」とは見方を変えればひとつの「機会」、チャンスでもあるのだから、新しい動きに前向きに関わろうとする人にとっては、とてもおもしろい激動の時代でもある。~

もう一年も終わりだ。そうすると新しい学年が始まる。それには変化が伴う。変化にうまく対応できなければ危機だ。だが、前向きに関わること。それをおもしろがること。自分にできるかな。

~私がワークを考える時に心がけているのは、抽象的な議論に行く前に、参加者一人ひとりの「自分の体験から出発する」ことや、「ポジティブなこと(好きなこと、得意なこと)から入る」のを大切にすることだ。~

~全員で名前や役割だけでなく、これから始まる場が「こんな場になったらいいな」という思いを一言ずつでも語ろう。一言語ることで、その場を支える一員としての自覚も深まる。~

構成員全員が一言ずつでも語ること。これが大切なのだ。だが、これさえもうまくできないのが現実だ。私は健康観察で名前を呼び、返事のあとに、「休みの日の過ごし方」などを発表してもらっている。もっとそれを常態化できないだろうか。

話したい者が好きなだけ話す、ではだめなのだ。話せなかった者も、話してばかりの者も所属意識が高まらない。全員の言葉を均衡化しつつ、全員に語らせること。少し取り組んでみよう。