読書『 人生という作文』(下重暁子)

人生という作文 (PHP新書)  – 2015/11/13 下重 暁子 (著)

著者は作家、元アナウンサー。エッセイ教室を20年続けているらしい。

~書くとは、自分自身を見つける事なのだ。~

私もブログで書いてきて自分自身を見つけているのだろうか。

~自我を安定させるためにはエスという無意識の部分の自分を知る事。心のバランスを取るためには無意識の自分を知る事が大切。~

~意識下の自分を表現する事、書くという作業はいやおうなくそれを認識させ言葉を探させてくれる。その結果、思いがけない自分に気づくというわけだ。その時、初めて自分の芯を見つける事ができる。意識下の自分をとらえる事ができる。~

教育現場にいると、書くという行為は本当に少なくなったと思う。昔は学期に1度くらいは国語でも作文の単元があり、原稿用紙に何枚も書かせていたような気がする。「自我の安定」といっているが「精神の安定」のために書くという活動は大切なのかもしれない。

それはきっと自分自身も同じだ。主に自分が読んだ本の文章を借りて、ここまでブログを続けられているのだが、もっともっと言葉を探しながら意識下の自分を表現しなくてはならないのかもしれない。

もしや、ブログで意識下の自分を今以上に表現することが、令和3年の課題なのかと思えてきた。