読書『 アドラー珠玉の教え 自分の人生を最高に生きる77のヒント 』Ⅱ

人生を最高に生きるために、劣等感をどう乗り越えるのか。

~励ますのでも褒めるのでもなく、勇気づける。これがコンプレックスに対する最善の対処法である。~

出た、「勇気づけ」。これもアドラー独特のキーワードだ。勇気づけることは褒めるとは違うとは思うが、励ますのとどう違うのだろう。

~過去の出来事をあれこれ詮索しても、今日を生きる、そして明日に向かって歩み始める勇気は出てこない。今の自分を認め、そこから自分の未来を考え、目標を持って生きることが大切なのだ。~

とりあえず過去を振り向いても仕方がないことは確かだ。「自分の未来を考え、目標を持って生きること」か。

自分の未来って何だろう。自分の目標は何だろう。パッと思い浮かぶのは、教員の働き方を変えること。それにはまず自分が長時間労働をしないこと。できるだけ年次休暇を多く取得すること。そして、もっと自分を高めること。

~「私は、いまここに存在していることだけで価値がある。」とまず受け止め、そのことを受け入れることから始める。不完全な自分、ありのままの自分を受け入れること、またそれを人にも知ってもらうことが自分にとって一番良いことなのだ。~

そう、自分がいるだけで価値がある。いるだけで役立っている。それは信じたい。