読書『死ぬな: 生きていれば何とかなる』Ⅷ

最後は労働について。

~労働が富に結びつかないのであれば、労働が本来的に持つ普遍的な価値の方に目を向けてみるということです。~

給料の高低だけで仕事をするなということだ。

~仮に給料が少なくても、働くことには社会の中での自分の存在意義を確認するための手段としての大きな意味がある。働くことそのものが社会人としての誇りを与えてくれた。働くことと経済的価値とを切り離して考える必要がある。~

どこかで見たけど、長生きする秘訣の一つとして、仕事を続けること、が挙げられていた。仕事をしないと長生きできない。仕事を続けることこそ生きる意味なのだ。

~どういう仕事でもいい。今目の前にあって自分のできる仕事から始めてみる。正規雇用である必要はありません。非正規でも、アルバイトでも、ともかく始める。そうすれば働くことで得られる誇りや存在意義も見つけられる。~

自分は正規雇用で恵まれているな。とりあえず職場に行けばやることは山積みになっている。働くことで社会とつながっているのだ。働くことで社会に貢献しているのだ。仕事に対する不満がないわけではない。立場もどマイナーだ。だが自分が働いている、そのものに意味があるのだ。これは簡単に挫けてしまうことはできない。(R3.10/18記)