読書『 おかげさまで生きる 』Ⅵ

今回を最後にしたい。

~今を楽しむ。今、人生が楽しければ、その人の意識は過去と比べて格段に上がっているはずです。今を楽しめていないと昔はよかったといつまでも後戻りしかできません。同時に、今を楽しめれば、過去を変えることができます。~

昔はよかったと思っていては今を楽しめない。また、昔の嫌な思い出にとらわれていてもいけない。今も未来もそれが続くのではと思ってしまうからだ。

~過去も未来も、今の連続です。時間というのは、今の意識が連続して作り出された集合体だからです。だから過去が、未来が、とことさら執着する必要はないのです。今を楽しむこと。たったそれだけで人生は変わります。~

筆者は東大救急部のトップだったらしい。きっと現場で、たくさんの命や死と向き合ってきたのだろう。死を目前にしては、過去も、もちろん未来も、関係ないという思いなのではなかろうか。

もう一度繰り返す。

~私たちがやるべきことはたった一つ。今を全力で生き、今を全力で楽しむこと。~

とりあえず、勤務時間を全力で働き、自分の時間はたっぷり楽しもう。