読書『こんなリーダーになりたい』Ⅲ

この本の副題は「私が学んだ24人の生き方」である。次は土光敏夫だ。
~「個人は質素に、社会は豊かに」を生涯通した。彼の行動の原点は「無私」にあり、いつもこの人の頭にあるのは「世のため人のために生きる」ことで、事態の困難さや見送りの軽重などは存在しないからだ。~

無私…自分のことは考えないということだ。自分のことをまず考えちゃうなあ。でも依然と比べたら私も自分にはこだわらないようになってきたと思う。
~土光は朝は4時半に起き、お経を30分唱え、7時には出社する生活。夜の付き合いを避けてなるべく早く帰り、本を読むのが日課で自らを鍛えることを終生忘れなかった。~

お経ってどんなものかな、と調べてみたら「法華経」だそうだ。唱えることで心はいつも「日本晴れ」だそうだ。私はお経は読めないけど、座禅ならできるな。私も、本を読むのは日課にしている。
~「日に新たに日々に新たなり」昨日も明日もなく新たに今日という清浄無垢の日を迎える。今日という日に全力を傾けるという日々努力の人である。~

私も、もう過去は切り捨てた。そう未来のことも考えていない。今日、一日を全力で、という気持ちになっている。
~艱難汝を珠にす。そして艱難を自らに課し続ける人間のみが、不断の人間的成長を遂げる。われに百難を与えたまえ。私は仕事で成長することと、世のため人のために貢献することが働く究極の目的だと考えている。~

これはすごいな。自分に困難がどんどん降りかかってこいという気構えがすごい。土光という人にもすごく興味がわいてきた。