読書『希望のつくり方』Ⅳ

 

物語性という言葉を出し、希望のつくり方を語っている。

ー「希望の多くは失望に変わる。しかし希望の修正を重ねることで、やりがいに出会える」これが希望の物語性についての第一の発見です。ー

希望が失望に変わっても、簡単に手放すな。「修正」を重ねていけということか。

ー「過去の挫折の意味を自分の言葉で語れる人ほど、未来の希望を語ることができる」という希望の物語性についての第二の発見なのです。ー

ー挫折を経験している真っ最中は本当に苦しいものです。しかしその経験から何かを学び、次につながるきっかけを得ることが希望に繋がっていく。ー

私も大きな挫折を経験した。今思うと本当に苦しかった。しかしそこから何かを学んだろうか。仕事に関しては、次につなげようとは思っていない。もう仕事で自己実現しようと思わない。だから仕事に関する希望はないままだ。

ー希望が持っている物語的性格を理解するための「修正」「挫折」に続く、第三のキーワードこそ、この「無駄」なのです。ー

「無駄」については次号に書きたい。