読書『少しだけ、無理をして生きる』Ⅲ

表題が出てくる。

~少しだけ無理をしてみるー自分を壊すほどの激しい無理をするのではなくて、少しだけ無理をして生きることで、やがて大きな実りをもたらしてくれる。知らず知らずのうちに元の自分では考えられないほど遠くまで行けるかもしれない。自分の世界が思わぬ広がりと深みを持てるかもしれない。仕事のみならず人生全般についても言えることかもしれません。~

がんばれ、もっとやれ、と叱咤激励されたくない。少しだけ、と言われればやってみようかなという気になる。思えば自分は壊れてしまうほどの無理をして、壊れてしまったのだ。そんな人はいくらでもいるだろうな。無理せざるを得ないのだ。

「無理」つながりでこんな文面も。

~インスピレーションは自分で作り出すものだ。だからインスピレーションを生み出すように絶えず努力しなくてはならない。負荷をかけるというか、無理をしなくてはならない。~

「インスピレーション」の意味は直感、ひらめき。無理をすることから遠ざけていては、自分の感覚も鈍ってしまうということだろう。自分の新たな境地もなく、広がりも深みもない人生になってしまうのか。

少しだけでいい。「無理」に前向きな気持ちをもつこと。