読書『希望のつくり方』Ⅴ

 

希望をつくるのにおいて、「無駄」が大切なようだ。

ー「人生、振り返れば無駄なことなど何もない」経験に基づき当初は無駄と思えたことでも、後に教訓となることは多い。そういう学習の姿勢が、年齢や収入を超えて、希望を生んでいくのです。ー

ー時代や社会に流されることなく、自分自身もまだ気づいていない何かと出会うためには、そんな無駄に見えるものにあえて挑むことが、むしろ積極的な行為となるのです。ー

無駄に見えるものに挑んでいるかな。あえて自転車通勤しているところかな。もっともっと挑んでいいんじゃないかな。

ー無駄なく、うまくやろうとするとだいたいうまくいかないものです。休みのない内容ばかりだと疲れてしまいます。内容に緩急があるからこそ、どこが本当に伝えたいことかも鮮明になったりします。ー

緩急っていいよね。でも、緩急なって言ってられる余裕がないんだよね。「無駄」なんてあるのかな。思いつかないほど、職場、身の回りから無駄が削られている。

ー成功しようとか効率的に生きようと考えてばかりだと、知らず知らずのうちに緊張やストレスがたまっていきます。すると、いざむずかしい問題に直面したときに、ポキンと心が折れやすくなるものです。人生という長い物語を歩き続けるには、無駄を適度に散りばめることも必要なのです。ー

勤務時間が過ぎたらとっとと帰る私など、無駄以外の何物でもないかもしれない。職場では、私自身がもっとも無駄に近い存在かも知れないな。