読書『希望のつくり方』(玄田有史)

希望のつくり方 (岩波新書) 新書 – 2010/10/21 玄田 有史 (著)

自分にとって希望とは何だろうか。一年前、私に希望はなかった。仕事にも、運にも絶望していた。私は、希望が欲しかったんだろうな。そして今は絶望していない。希望を持っているということだ。

「未来はもっとよくなるだろう」という思いが希望なのかもしれない。

ー一人一人が希望を持つには、周囲が的確に「大丈夫」の言葉を投げかけていくことがとても重要だと感じるようになりました。もっとお互いに大丈夫の言葉をかけあえる状況の生まれることが希望の持てる社会には必要なのです。ー

自分が絶望したときに、周囲から言葉をかけてもらった。その恩は絶対に忘れてはならない。いつかどこかで恩返しをしなくてはならない。

もっと、お互いに言葉をかけあえる状況、とは、もっと一人一人に余裕が生まれないとダメだな。

ーその先を生きる世代がまずは自分自身が希望を持って生きている姿を示していくことが大切です。希望は人から人へと伝播していくのです。ー

希望を持って生きている、というほどの希望は持てていない。姿も示しているというほどではない。まだ、希望がよくわかっちゃいない。