読書『人生の逃げ場』(上田紀行)


人生の〈逃げ場〉 会社だけの生活に行き詰まっている人へ (朝日新書) (日本語) 新書 – 2015/4/13 上田紀行 (著)

私も職場から逃げた一人だ。

ーすべての物事を自分の責任で引き受けられるほど人は強い動物ではありません。ー

ー人はお互いに助け合い支え合うことによって何とか生きていくことができる動物です。すべてを自己責任で引き受けるというのはそもそも人間の生理に合わない。ー 

自分の責任というのはよくわからない。一年間最後まで勤め上げることが責任なのだろうか。もっと自分が強ければ、引き受けられたのかもしれないな。でもダメだった。

ー生きづらさを認識することが、自分の人生を捉え直すチャンスになる。ー

ー自分が拠り所としてきた準拠集団と自分自身との間のズレに気づいたら「今の働き方は自分には合っていないんだな」と素直に認めた方がいい。ー

職場から逃げて、人生のいろんなものをリセットすることにした。所属していたサークル、人間関係などなど。働き方も変えることにした。

逃げていいんだ、と自分を肯定的に捉える後押しをしてくれた一冊です。