読書『人間力の磨き方』Ⅱ

 

ー単に一般的な常識とか、世の中の流れとか、そういう大勢に歩調を合わせて生きていくのは簡単だし、安心できるが、記者の仕事はそういうものではないのではないか。自分の情報源を作るにはどうしたらいいのか、自分の頭で考え、自分なりの知恵と工夫で対処していかない限り、ダメなんだ。人まねでは絶対にダメなんだ。ー

耳にイタい話だ。以前の私は教育書を買い漁り、読み漁り、そしてセミナーにも出かけていた。優れた実践者から学ぶといえば聞こえはいいが、要するに「人まね」だったのだ。

上記の「自分なりの知恵」がミソだ。教育という限られた分野での知識ではなく、知恵なのだ。自分は今、教育以外の分野しか読まないようにしている。

ー人生の転機を迎えたときは、この「前向きな能天気さ」…まあ別の表現で言えば、少々いい加減な気分でないと新しいステージに入っていけないのかもしれない。ー

今、転機を迎えることになった。「だいじょうぶ」「なんとかなるさ」「命までは取られない」「のどもとすぎれば」これらの言葉を前向きな気持ちと合わせ持っていこう。