映画『ジョジョ・ラビット』

ジョジョ・ラビット (2019) JOJO RABBIT  監督 タイカ・ワイティティ

ダウントン・アビー』を見た後、別の映画館で鑑賞。

間違いない名作である。戦争モノなど何本も観てきたのに既視感が全然ない。新しい切り口、ほぼソフトな画面で戦争の恐怖を伝えている。殺す、殺されるだけが戦争の恐怖ではないからね。

感動とは心が動くことである。心の動き方は一方向ではない。この映画には、愉快で、悲しくて、腹立たしくて、怖くて、寂しくて…多角的に心を動かされるのだ。主人公ジョジョに入り込んで、たくさんの感情を味わってしまう。

子役も印象深いけど、『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソンは大活躍しているな。それからサム・ロックウェル。とてもいい味を出してるけど、やっぱりすごい略歴でした。『リチャード・ジュエル』にも出ているのですね。注目しよう。