読書『生きていくことの意味』Ⅱ

 

本書の中で、自分に一番影響を与えたのが以下の文章だ。

ーこんな厳しい時代をそれでも前向きに生きていくためには、「他の誰が何と言おうと私だけは自分のことを認めてやろう」、「自分を価値ある存在、値打ちのある存在として大切にしてやろう」と自分で自分に言い聞かせてやる必要があります。ー

私はこれを読んで、もう自分で自分を嫌いになるのはやめよう、自分を否定するのはやめよう、と思ったのだった。

ー私の中の怒りさん、私はあなたがそこにいるのを知っていますよ。あなたがそこに存在するのを知っているし、認めていますよ。そしてあなたの側にいますよ。このように私たちが何か強烈で大きな感情に襲われて振り回されそうな時、一番大切なことはその感情を自分の一部として、認め、大切にすることです。ー

自分の感情をうまくコントロールできなかったのも、反省点だったと今、思う。

ー大切なのは今は変われないとしても決して人生をあきらめてしまわないこと。あんまり頭で考えすぎて自分を追い込んでしまわないこと。むしろ、「この人生にはよくわからないあいまいなことがたくさんある」ということを覚えておいて、チャンスが訪れるのを辛抱強く待ち続けることです。ー

私は、仕事をあきらめた。でも、人生をあきらめたわけではない。今まで、自分を追い込んだり、追い詰めたりしてきたんだよね。待ち続ける。だが、ただ待つのではなく、人事を尽くして待つ。『メンタルヘルス』につながるなあ。