読書『人間関係のしきたり』Ⅱ

相手に合わせるような人間関係ではダメなのだ。

~人づきあいは相手に合わせるように見せて自分流を絶対に崩さない。ひたすら自分流にこだわっていればいい。そうすれば相手は折れざるを得なくなるからだ。~

~人間関係では合わせようとした時点でこちらの負けになることを知らなければならない。相手に合わせようとする人間はストレスのたまる度合いが大きい。~

私もついつい相手に合わせてしまう時がある。「いい人」と思われたいのだ。

脱線するかもしれないが、コロナでずっと職場の飲み会、歓送迎会が中止になっている。それに内心、ホッとしている。

~「誰からも好かれよう」などと無謀な企てはしない方がいい。あなたは会う人すべてを好きになるだろうか。そんなことはないはずだ。ということは相手も同じ。「好きになれない人」が出てくるのが普通の感覚だ。~

私は休職前まではこの気持ちがとても強かったのだと思う。だが、この気持ちもストレスがたまるものなのだ。「みんなに好かれたいからみんなに合わせる」ということだ。休職して、ある意味、あきらめがついたのだ。

~大切なのは「人づきあいで八方美人にならない」と固く心に決めることだ。極端な言い方をすれば「自分を認めてくれる人はこの世の中でたった一人でいい」くらいの気持ちでいた方がいい。~

この世の中でたった一人でいい。では一人もいなくなったらどうするのか。それは愚問だ。そもそも、このたった一人というのは、自分自身なのだ。自分が自分を認めればいい。他人が評価せずとも自分が評価すればいいのだ。(R3.7.19記)