読書9‐9『変わる力』(鈴木敏文)

何が何でもまっとうするのが仕事

変わる力 セブン-イレブン的思考法 (朝日新書)  – 2013/5/10 鈴木敏文 (著)

視写期間2019年11月9日~11日 視写量3p

筆者はセブン‐イレブンを小売業ナンバーワンに押し上げた人物である。セブン-イレブン誕生40周年の節目だからこそ語れる経営哲学が記してあるとのこと。

~経営方針は創業当初から一貫して「変化への対応と基本の徹底」これが柱です。~

子どもは一人ひとり違う。そしてその一人であっても時に違う。だから自分のやり方を押し付けてはだめだ。まさに一人相撲だ。ところで教育の基本とは何だろうか。これも、その子に合わせて、ということだろうか。

~チャンスを実現させるために必要なのは才能では有りません。今の仕事のやり方でいいのかという問題意識と、どうすれば前へ進めるかと物事を掘り下げていく思考力だと思います。~

「もっと上へ」とか「もっと前へ」と思っていれば問題意識も持てるだろう。恥ずかしながら私には向上心はもうない。才能も、向上心もない。だが目の前の問題に全力でぶつかっていこうという心構えはある。

~いくら不本意であってもやると決めたからには後戻りはできません。何が何でもまっとうする。それが仕事というものなんです。人生、やってできないことはない。やるべきことを地道にやっていけば道は開けると信じていました。~

やってできないこともある。道が開こうと、そうでなくとも、やるべきことを地道にやるしかない。やった者に平等に結果が与えられることはないと思う。(R6.3/14記)