読書『サンクコスト時間術』Ⅳ

今、にどれだけ集中できているだろうか。少なくとも、過去の苦い経験を思い起こしているときは、それをしてない。

~「今という時間に最大限集中する」という姿勢が基本です。それをゾーンという言葉で読んでいます。自分の精神状態がある状態(ゾーン)に入ると周囲が気にならないくらい集中できる。~

そういえば、仏教も「今、ここ」を大切にしなさい、という教えがあるのを思い出した。過去の失敗を悔やんでも、やがて来る未来を不安視しても仕方がない。

~人生、一寸先は闇です。だから面白いのも事実。そしてまた変化の激しい今の時代、その色合いが特に濃くなってきているように思いませんか。過去の連続の上に未来はないのです。未来は自分の手で創造しないと。~

未来を創造するなんて、大袈裟に思わないけど、「残り時間は未来」というのに大きく共感。時間を大切にしようという意識は、強くなっている。

~3回のうち2回は失敗するということ。そのたびに悲劇のヒーローになって自分を嘆いたり責めたりしてはストレスが溜まりますよね。それよりも残されたチャンスで何をするか考え、自信をもってアクションを起こした方がきっと結果が出る確率は高まるはずです。~

おそらくこれは野球の打率の話だろうな。思えば私は「失敗しないのが当たり前」という意識だった。失敗しないようにとことん努力してしまうのだ。だから妙な自信がついてしまい、ちょっと失敗しただけで、「裏切られた」なんて思ってしまった。要するに、3回に1回しか成功しないわけだ。もっと気楽にやればいいのさ。

これでノート5冊目が終了した。(R4.1/21記)