読書『ピンで生きなさい』Ⅵ

失敗も修行と思い、自分を叱咤激励し、解決を図れ

喉の調子が悪く咳が出るので、この日に予定していたC施設の歌ボラを延期させてもらった。喉以外はいたって普通なので、腰を据えてマイカーの清掃。スピーカー部分の網の目にがっつりとヤニが付着していたのでそこを中心に清掃。一段落したので、運転席のパワーウインドウを閉めようとしたら、不気味な音を立てながらガラスが斜めに上がって途中で止まった。こんな経験は初めてである。ディーラーに電話をしたら、3軒めでようやく診てもらえることになった。とりあえず応急処置をしてもらい、後日、部品交換してもらうことに。買い替えたマイカーとの今後の付き合いに不安を覚える。

~つまるところいい塩梅の体得はどれだけ多くの現場で人と向き合い真剣に仕事をするか、成功と失敗の体験を重ねるかに比例する。師匠やお客様に叱咤激励されながら日々の修行で泣いて笑って少しずつ身につけるしかない。~

仕事ではないが、今回のマイカー買い替えは明らかに失敗である。中古車は一台きりなので、購入を焦って吟味をしなかったことが原因である。染み込んだヤニ臭を消すために、先週から、重曹やアルカリ電解水などお掃除グッズの購入、マットの洗浄、室内の拭き取り、いくつもの消臭剤の使用という闘いを続けている。おまけに故障とまで来て泣きっ面に蜂だ。自分にとってのいい塩梅の体得のために、この失敗を受け入れ、修行だと思って解決を図るしかない。叱咤激励してくれる師匠やお客様もいないので、自分で自分を励ますのだ。自分が未熟だったのだ。(R6.3/10記)