読書9-5『日本語教室』Ⅱ

個を尊重しないから、権利や自由に鈍感なのか

今日もジョギング通勤。夕方の寒空でもジワリと汗をかき、ようやくカフェに到着。列に並んで柚シトラスティーを注文。ソファ席が空いていてよかった。しばし読書をしてから帰宅する。

~脳の発達する一番大事な小学校の頃から、第二言語を入れようとする動きがあります。そこまで日本はアメリカの属国化していいのか、という気がしないでもありません。~

高学年では英語も教科となり、中学年でも外国語活動として定着してきた。小学校で英語を学ぶことについて賛否両論あったのだろうが、英語に取り組んでも本当に役立つのは一部の人間だけだろうな。

~日本になくて外国にあって、その精神をこそ勉強しなければいけない大切な言葉を漢字に訳し損ねてしまった。大事なものなのに迷惑なような漢字を当ててしまったために、われわれはいまだに「権利」とか「自由」に対してかなり鈍感です。~

「権利」の英語は「rights」。これは「正義」「正しさ」という意味でもある。「権利」の精神にしろ、「自由」の精神にしろ、その本質を学んでいないというのは、残念なことだ。我が国が、個性を尊重していないところと関係があるのだろうか。(R6.1/26記)