読書8-15『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』Ⅵ

一昨日から、くしゃみを連発し、花粉のせいかなと思っていた。昨日は体がだるく、いかにも発熱という感じ。職場で体温を測ってみたらなんと39℃。昨日、今日と2時間年休を取り早く寝る。コロナとか、インフルとか言われるのも嫌なので、病院には行かない。

~母親として経済の消費活動に関わり、労働者としては「必要な時には雇用されるけれど不要な時には職場から離れる臨時の労働力」として経済活動に参加されることが期待されているというわけだ。~

女性が都合のいいように使われてきたということがわかる。臨時の労働力というのは、パートやバイトのことだろう。女性の賃金格差も問題になっている。やはり「同一労同一賃金」であるべきなのだ。男性の終身雇用がずっと守られてきたのも、女性が犠牲になっているのだ。

~「子どもたちは女性が母親として果たす役割に大きく依存している。同時に女性たちは母親としてのタスクをこなすべく圧力をかけられている」こうした圧力は教育システムという国のシステムを通して幼稚園にまで行き届いている。こうした状況が労働市場における男女格差の解消を阻む原因となっているというのだ。~

学校の教育力の低下は常識となっている。子どもが先生のいうことを聞かなくなったのだ。ではどうするか。親に協力してもらうしかない。国のシステムというのは大袈裟だと思うが、教師は親に頼るしかないのだ。子どもの家庭生活にも学校が介入し、母親が多忙になっていることが、男女格差につながるということは覚えておくべきだ。(R5.10/20記)