グランパス『1ー1 ホーム横浜FC戦』

J1 第26節 9/2(土)18:00 豊田スタジアム

ルイボスティーを作ってペットボトルに詰め、昼2時頃に家を出る。駐車場近くの人気のカフェによると5組待ち。外で健気に待って店内に入りタマゴサンドを注文。目の玉が飛び出るほど高額だったが、値段相応の価値はあった。じゅうぶんに堪能した後、スタジアムに向かう。現地では夏のイベント最終日で、異様に盛り上がっていた。

キックオフからしっかり声を出して応援。途中、ルイボスティーを一気飲みして咳き込んでむせ返して周囲に迷惑をかける。それでも気を取り直して応援。前半の中盤に微妙な判定ながら先制することができた。が、前半も進むにつれて、徐々に攻め込まれる。前半終了前には、数えきれないくらい連続でコーナーキックとなり、必死に耐える時間が続く。

後半も同じ。我が軍は相手ゴールを脅かすことはほとんどなかった。対して敵はスーパーな選手はいないのだが、粘り強く攻め入る。そして交代選手にゴールを決められる。

要するに攻撃は最大の防御だということだ。ユンカー、永井、森島の攻撃陣がさっぱりである。マテウスがいたときは敵のマークを集め、ユンカーのゴール量産につながった。しかし頼みの綱はもういない。守備陣が耐えて耐えて、耐えきれずに失点につながったのはセレッソ戦と同じだ。

我が軍の交代選手の気になった。前田や中島は監督のファーストチョイスではないのだ。特に前田の、ボールを持ったらペナルティエリアに切り込むプレーを期待していたのだが、もうあの頃の姿は見られなくなったのか、とても残念に思う。そして気負い過ぎの中島はいきなりイエローをもらい、ゲームの流れに水を差す。ポスト役なのに、まったくボールが集まらないのは、信頼を得られていないのだろうか。

もしかしたら負けなくてよかった、のかも知れない。マテウスの抜けた穴があまりに大きく、補強ではなく補充にとどまっている。攻撃の柱を、それも大黒柱を引き抜かれて、グランパスの夏の夜の夢も終わったのだ。現実は受け止めねばならない。(R5.9/3記)