グランパス『2ー1 ホーム広島戦』

J1 第14節 5/20(土)15:00  豊田スタジアム

家を出たら肌を刺すような日差し。いつの間にこんなに暑くなったんだ、と思いながらスタジアムへ向かう。馴染みの食堂に行きたく思ったが、また引き分けてしまうと思ったので前回同様、カレーチェーン店に立ち寄る。今回はメンチカツカレーを選んだ。後ろの席からも2組、「メンチカツ」と聞こえたので、人気があるんだと思った。

ショッピングモールのカフェでうたた寝をしてからスタジアムに入り、ゴール裏の座席に着く。試合前のコールをしながら思った。「今まで、眼の前のコールリーダーさんの顔色を窺っていたところがあった、今日は、チームに向けて声を届けよう」

だが、戦況はよくない。広島は試合巧者だな。中央、サイドと揺さぶりながら、ペナルティエリアにどんどん攻め入ってくる。大迫だけの神戸よりも手強い。我が軍はほとんど攻撃できず防戦一方だった。案の定、先制される。だが、それでもチームに向けてめげずに声援を送った。すると、前半終了間際、ユンカーのヘッドが決まる。めちゃ嬉しい。ふだんは前半ロスタイムの間にトイレに立つのだが、今回はホイッスルが鳴るまで声を出し続けた。

後半も同様、真摯に応援を続けた。すると早々にまたユンカーのゴールで見事逆転するではないか。だがゴールの歓喜の際、どさくさで頭頂部に激しい痛みを感じる。手で押さえ、後ろを見るが、原因は分からず。だから、ゴールの感動をじゅうぶんに噛みしめることができなかった。結局、このまま逃げ切ることができ、ホームで連勝、前節の敗退の痛手を払拭することができた。この一勝は大きいと思う。(R5.5/20記)