読書8‐2『傷つきやすくて困った人』Ⅴ

レジリエンスを高めるにはどうしたらいいのか。

~社会的スキルを身につけることで、ストレッサーへの抵抗力を高められる。つまりレジリエンスを高めることができる。~

「社会的スキル」を調べてみたら「ソーシャルスキル」と出た。他者との関係性を築く能力らしい。いくつかあるがコミュニケーション能力もそのうちの一つだ。

~ソーシャルサポートはレジリエンスを高める。レジリエンスの高い人は積極的に周囲のサポートを活用している。~

傷つきやすい人、というのは傷ついていることを周囲に知られたくない傾向があるのではないか。私も、自分の悩みや困り感をなかなか他人に相談できない。人付き合いが苦手というわけではないが、結局自分をさらけ出せないというか、プライドが高いのだ。自分の悩みを打ち明け、心が軽くなった、という経験がない。

~どんなに苦境に追い込まれた時も「いまは試練の時、自分の人としての器が試されているのだ」「人は苦しんだ分だけ鍛えられる。ここを耐え抜けば人生を切り拓く力がつくはず」「これまでの偏った生き方を修正するチャンスだ」などと自分にとっての前向きの意味を模索すること。それによってレジリエンスを高めることができる。~

確かにそうだとは思うけど、元気でないと前向きになれないよね。私は自分の力の限界も知らず、ただただ努力を続け、根性で乗り切ろうとしていた。いつしか疲れがたまっていたんだと思う。自分がピンチを迎えたことが許せなくなってしまったのだ。体調とか、コンディションって大切だ。(R5.5/11記)