読書8-1『無頼のススメ』Ⅳ

昨日の虫歯治療の痛みもだいぶ治まった。歯茎の腫れも嘘のように引いた。まさにのど元過ぎれば熱さ忘れる、である。

~「天よ、願わくば我に七難八苦を与えたまえ」辛酸と苦節続きでどうしようもなく苦しくて、とてもそうは思えない時こそ、本当の「個」をつくるために必要な時期で実は恵まれているのだ。そう考えてもらいたいです。~

きっとそれも、七難八苦のうちの一つだったのだ。そうは思えなかったが、「個」をつくるのに、あの経験が必要だったのだ。だからと言って、もっと経験したいとは思わないけど。

そういえば今日、私が外国語の授業をしていた時、上司が覗いていた。私は開き直っていたが帰りしな、職員室で「先生の英語はすばらしい、また見せて」というではないか。実は、今年から受け持つことになった特別支援の英語の授業が気がかりで、後ろ向きになっていたのだ。ほとんどリップサービスだと思うが、英語の授業も七難八苦の一つととらえて、「個」の形成のためにがんばりたいと思った。(R5.4/27記)