読書6-18『社会力を育てる』Ⅷ

社会力が育てばいじめもなくなる。

~ありきたりな対応策でいじめがなくなるとは思えない。なぜ子どもたちが子どもたち同士でいじめ合うのか。その根本的な理由や原因が、子どもたちの「社会化不全」や「非社会化」にあることをしっかり認識し、新たな意図と発想に基づく教育を実行するほかはない。~

新たな意図と発想に基づく教育に変われば、いじめも減るだろう。学歴偏重社会は、基本的には自分の幸せのために他者を蹴落とす社会である。強制的に競争させられて、テストで子どもを追い立てる。ストレスが溜まらないわけがない。

~社会をつくり、構成する人たちが豊かな社会力を身につけてさえいれば社会は自ずと、住みよい、活力のある、人々を元気にする社会になっていくのである。~

~社会力とは「人と人がつながり、社会をつくる力」のことである。自分の意志で社会の運営に関わり、社会の一員として何らかの役割を果たすこと、そのことが社会をつくるということである。~

社会って、知らない間に出来上がっている印象がある。「豊かな社会をつくろう」と考えている人はいないだろう。でも「他人と良好な関係をつくろう」という人はいる。そうすると、社会力とは、人間関係力と言い換えることができそうだ。(R4.8/9記)