読書7‐18『仕事は99%気配り 』Ⅵ

失敗や挫折についての記述が目立つ。

~「たとえどんな失敗をしても、それを乗り越えれば、あの時の失敗は必要なことだったんだと思える日が、いつか必ず来る」そう考えるしかないと思っています。~

そう考えるしかない、ということ。失敗をして、悲観的に捉えても仕方がないのだ。

~失敗や挫折をしても「この先きっと何かの役に立つんだ」っていう気持ちを少しでも強く持つことが大事。~

そういえば最近、失敗したかなあ。成功している感覚は全くないのだけど、なんとかなっているのは、今まで何度か失敗しても、それなりに乗り越えてきたということか。

~失敗や挫折というのは「必然」で起こっているのではないでしょうか。必要な時に、必要なタイミングで、必要なことが起こっている。そういうふうに捉えられるかどうかが重要なのだ。~

必然ということは、原因があるということ。誰かに、何かに責任があるということ。失敗しても真摯に原因を探したり、責任の所在を明らかにすることが、次の失敗や挫折を回避することにつながるのだろう。

~誰でも必ず失敗するんですから。でも失敗や挫折をしても、いつか必ず糧になる日が来ます。つらいことがあっても、私はそれを「人生の必要経費」だと考えるようにしています。~

~成功するためには、多くの失敗や嫌な経験をして力をつける必要があります。つまり、すべては成功するための必要な経費なのです。~

失敗や挫折を「授業料」とする考え方もありますね。とりあえず「最近、失敗したかなあ」なんて思っている時に、思いがけない失敗をするもの。気を引き締めていきたい。(R5.4/12記)