読書7-16『明日のリーダーのために』Ⅷ

今回を最後にしようと思う。教育には「空想」が大切であること、リーダーには真心、信頼感、思いやり、無私の心が欠かせない。

~今こそ、現実の厳しさを直視し、世界の大局を見て方向性を示し、確固たる信念を持って前人未到の21世紀を切り拓くリーダーが現れてほしい。~

今回、リーダーについて考えさせられた。自分に足りない部分も分かった。

今週、組合活動が立て続けにあり、尋常じゃない忙しさで愚痴を吐き出したくなっていた。しかし、今日読んだ他の本で気づいたのだ。夫婦がテーマの本なのだが、子どものいない夫婦が、子どもをもうけなかったことを後悔するようなエピソードだった。

親は子どもを育てるのと同時に、子どもに育てられるのだ。親は子どもを守り助けるのと同時に、子どもに守られ助けられるのだ。それが非論理的かも知れないが、納得できてしまう。

私も困っている先生を助ける。でも、それは、その先生から助けられているのだ。そのような心の置き所が一番ふさわしい。自分がリーダーだという意識に、そう囚われなくてもいいのかもしれない。(R5.3/15記)