映画『この小さな手(2022)』

この小さな手(2022)監督 中田博之

これで三日連続ジョグ通勤、今日は委員会で草取りをして汗だく。帰りにドラッグストアに寄ってジャイアントコーンを食べながら帰路へ。家でコーヒーを飲んでマイカーで隣市のミニシアターへ向かう。

監督は知らないが、原作に郷田マモラとあった。『モリのアサガオ』など独特なタッチの漫画家だが、強制わいせつで逮捕されたとか。いろいろあんだなーとか思った。注目俳優は武田航平。ウィキしてみたらけっこう詳しい略歴だが、私は初対面だった。

某サイトの高評価は、ちょっと出来過ぎだと思う。武田さんの演技もなんとなく不器用でぎこちなく感じる。展開もふつうで、強い感動場面はない。だが、考えさせられる場面はあった。

武田さん家族がいろんな人たちに助けられるのだが、そのような助け合い、支え合いがテーマだ。その中で、大家さん一家と公園若夫婦の対比がある。どちらも武田さんに介入してくる。だが、大家さんには助けられ、若夫婦には逆ギレする。この違いは何かと言うと、やはり大家さん夫婦の年の功だろう。それにプラス美女JK。男はJKに弱い。特にグイグイ迫るJKにはめっぽう弱い。それは置いといて、大家さん夫婦はもと教師だという。これから、誰かを助ける立場になれるのは、やはり高齢者なのだ。高齢者が年の功で、困っていそうな人をどんどん助けていくべきなのだと思った次第です。(R5.7/6記)