読書7-10『1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方』Ⅶ

みそか、2022年もあと3時間を切った。

時間を有効に使うために、テレビや新聞との向き合い方も見直す必要がある。

~僕はほとんどテレビを見ず、新聞を読まない生活をしています。理由はマスメディアの「定型性」にあります。「アウトサイダーが安全な場所から石を投げつける」口調だからです。~

私もほとんどテレビは見ない。1日で1時間以内だと思う。新聞は購入しているが、ほとんど読まない。まったく開かずに資源回収に出すことが多い。

~日本のジャーナリストの報道は画一的で速報的です。自分の頭で考え咀嚼する報道は極めてまれです。要するに情報としての質が低いです。~

最近のテレビ番組の劣化は激しいと思う。特に民放地上波は顕著だ。つまらないことをやかましくやっているという感じだ。新聞を読まなくてもネットニュースで事足りてしまう。老眼鏡をかけなくては読めなくなったのも大きい。

~想像力の欠如、これは日本のマスメディアに蔓延する共通の深刻な病理だと思います。そして新聞、テレビだけが情報源の人たち(主に日本の50代以上の人たち)の中には、そのような平坦な価値観だけが価値のすべてだと信じ込まされている人たちも少なくないのです。~

日本のマスメディアを批判しているが、もちろん他国と比較してのことだろう。しかしごく一般的な庶民は母国語しか知らないので、母国のマスメディアしか知らない。想像力が欠如しているかどうかも判断できない。そう考えると、マスメディアの役割、責任というものはとても大きいのだ。(R4.12/31記)