読書『今日すべきことを精一杯!』Ⅱ

著者の言葉から学び、自分の声のピッチを高くしてみた。相手にどう思われるかはわからないが、ピッチを高くすることで自分のテンションは上がる。なぜだか溌溂とした気持ちになる。ちょっと続けてみようと思う。

~人間にとって、医師にとって、一番大事なのは、心を平静に保つことだ。(オスラー)~

オスラーを調べてみたら「医学教育の基礎を築いた人物」と出てきた。著者も「日本オスラー協会」を設立したほど敬愛したようだ。

~「将来のことをいたずらに思い煩わないで今日すべきことを精一杯やりなさい」という有名な言葉に出会い、ハッと立ち直った。~

私ももう年だからか、将来のことなんて考えてないなあ。思い煩うこともそんなにない。今日を全力ですごすことだけに注視している。

~オスラーは弟子たちにも医師を志す者は学生時代に医学書以外の本を多く読むように勧めた。「医師が扱う仕事の3分の1は医学書に書いてないことだからだ。」~

私は3年前まで、教育書しか読まなかった。知識武装理論武装とでもいうほど読み漁っていた。今、私はそれを補うように本を読んでいる。新書ばかりだがじゅうぶん面白い。

~アートを忘れてサイエンスに振り回されてしまうと、病む臓器ばかり見て、病む人間そのものに目がいかなくなってしまう。~

子どもの読解力とか、計算力ばかり見て、子どもの全体像、子どもそのものに目がいかなくなってしまうということだろう。(R3.10/1記)