読書7-6『子どもに勉強を教えるな』Ⅹ

もう一度、子育てのポイント、「承認」と「競争」だ。

~ほめすぎることは子どもにとって悪影響です。何が必要なのかと言えば認めることです。大切なのはきちんとできたことを確認してあげること。~

認めているから誉めることができるのだと思うのだが。ほめると認めるの違いがはっきりわからない。「確認」してあげるだけでいいということか。

~子どもはいつまでも子ども扱いされるのを嫌います。子どもは早く大人になりたいのです。一人前として認めてあげてください。大人が子どもだからと思っていると、いつまでたっても成長しないということを忘れないでください。~

「ほめる」というのはどうしても「上から目線」っぽくなってしまう。それが子ども扱いということになるのだろう。まあ、余計な誉め言葉は言わないようにしよう。

~子どもは勝負するのが好き。順位がつくのが好き。順位がつくから頑張れるのですから、子どもたちが一番喜ぶポイントを失くしてしまうのは子どもたちのやる気をそぐことに他ならない。私の保育園では毎日が勝負の連続です。~

~子どもたちの競争はもっと純粋です。負けた相手を恨むのではなく、「自分もあの子のようになりたい」と尊敬の念を抱くことがほとんどです。だから心配しないでどんどん競争させればよいのです。~

競争させればいいと思う。ただ注意すべきは、その結果だけを見て、比べてはいけないのだと思う。「あの子はできたのに、どうしてあなたはできないの」競争をそのように使ってはいけないと思う。(R4.12/12記)