映画『アフター・ヤン(2021)』

アフター・ヤン(2021)AFTER YANG 監督 コゴナダ

前作の鑑賞が終わり、ロビーで昨日買った菓子パン2つを食べる。隣市ミニシアターは小さな劇場が2つ並んでいるのだが、こちらの方が早く映画が終了するのだ。早めに帰宅しておでんを完成させることを考えて本作を鑑賞した。

静かな、しっとりとした、抑揚の少ない作品である。家族の物語なのだが、兄が実はロボットで、そのロボットが故障してしまうという物語だ。ロボットという設定、そして家族のダンス選手権の流れなど、序盤はなかなか楽しむことができた。

しかし、どこかストーリーがもどかしいのだ。テンポのある展開を期待しているのに、それを見事に裏切っている。さらに、ストーリー以上に、画面が暗い。お昼過ぎ、食事直後ということもあり、眠たくて眠たくて、単調な画面にうんざりしてしまった。今日は2作品とも、イマイチだったな。急いで自転車で帰り、孫たちにおでんをふるまう。疲れたから早く寝なくちゃ。(R4.12/4記)