読書6-16『老いる覚悟 』Ⅴ

某クルマ雑誌の特集を読んでロングドライブに興味を持った。土日を使って片道400キロの岬へ行った。行ったことのない場所、やったことのないこと、見たことがないものを求める。それを実現できた。

~人が老いるということはどういうことか。「志」が減ることにほかならない。「志」とは未知なるものを求める力である。~

「志」とは呼べないかもしれないが、自分の行動の指針として「未知なるものを求める」というのはいいかもしれない。やっていないからやる。見たことがないから見る。行ったことがないから行く。それを心がけようかな。

~老いても重要なことは常に自分の目標を持ち、未知に挑戦していく心である。未来を見つめ続けている人は若者と同じ「志」を持っている。新しい経験を常に求める「志」があれば、精神的にも肉体的にも若さを保つことができる。~

内心、もっと遠い岬へ目指してのロングドライブに挑戦しようかなと思っている。

年を取ると、自分の経験ばかりに頼ってしまい、挑戦する前に諦めてしまう。例えば仕事の情報機器活用だ。使いこなすことにもっと挑戦しなくてはならない。

もう一つ、「志」について。

~発展途上にある人間は、どういうことが自分のあらまほしき形なのかがわからない。それでも、このままの生き方ではいけない、という問題意識を持っている。「志」を持つということはあらまほしき形を求め続ける精神の訴求力である。~

「あらまほし」は、望ましい。好ましい。理想的である。要するに向上心ということか。確かに、向上心はあまりないなあ。(R4.7/17記)