映画『ALIVEHOON アライブフーン(2022)』

ALIVEHOON アライブフーン(2022) 監督 下山天

昨日見た『夢見る~』と同値の高評価を叩き出している本作。毎週日曜の座禅をずらし、町内一斉清掃もキャンセルして臨んだ。この話題作が公開2週目で早くも一日2本、それも早朝と深夜だけなんておかしいよね。

期待通りの作品と言っていいでしょう。まず、臨場感が素晴らしい。タイヤを鳴らす音、飛び散る破片、接近する車体の映像。どれをとってもレースの迫力、ドリフトの魅力がふんだんにつまっている。

そして音楽がいい。レースの興奮がビートの鼓動と重なりさらなる高みへとつながる。一騎打ちのレースが重なっても飽きさせない。さらには、車も主役だ。シルビア、チェイサー、マークⅡ、やリス、そしてスープラ。旧車も現行車も入り乱れての戦いは、カーマニアには堪らない。

ドリフトという文化にも触れることができ、興奮しっぱなしの映画です。とりあえず、今の私はロングドライブに興味持っています。(R4.6/19記)