読書6-14『折れそうな心の鍛え方 』Ⅱ

折れそう、といえば最近の猛暑。老いた体にはまったくもってキツイ。

~苦しみは確実にあるけれど、べつにそう珍しいものではない。この事実を受け入れれば、ガス抜きするアクションに移ることができます。~

~「よく考えてみたら、自分のキャパを超えない範囲の不幸しか、自分には訪れない」こう思えたら、もうあなたの勝ち。~

~絶対に底はある。しかしそれは自分の耐えうる底なのだ、と思っていれば、潔く沈んでいくことができます。夜明け前が一番暗い、明けない夜はない。~

自分が適応障害になったときは全然思わなかった、今思うことがある。それは、仕事の成功や失敗は、人生の幸不幸とは関係がないということ。仕事=人生ではないということ。出口治明氏がいうように、仕事は人生の中の2割強でしかない。だから成功しようと力まなくなったし、失敗しても引きずらなくなった。いや、成功や失敗を意識しなくなった。成功や失敗は、行為の結果である。自分は行為しか気にしなくなった。

そしてやはり「禍福は糾える縄の如し」である。幸不幸はかならず訪れるし逃れようもない。今が幸福かは分からないが、不幸はいつかやってくるのだと覚悟はしている。(R4.6/24記)