映画『おじドル,ヤクザ』(2021)

おじドル,ヤクザ(2021) 監督 大川裕明

隣市のミニシアターで鑑賞。自転車で向かう途中、昼食としてドラッグストアでパンを2つ購入。シアターに上がり、ロビーではいつになくにぎやか。客席もほぼ満員といっていいだろう。団体客のようで、賑わいはさながらクラス会と化していた。

高評価だったので鑑賞を決めたのだが、画面の粗さや、映像の不自然なつなぎなど、クオリティーはそれほど高くはない。が、ストーリーとしては、意外性のある設定なのだが、あり得ないわけでもなく、等身大のおもしろさである。ちなみに『ヤクザと家族』のスパイスがちょっと入っていたと思う。

本シアターでは2回目の体験だが、上映終了後に出演者3人の挨拶が行われた。そのうちの一人が地元出身だったのだ。団体客は彼の同級生というわけだ。低予算のインディーズ映画だということもわかった。役者のトークが聞けて得した気分だった。(R4.6/25記)