読書『老化は治せる』Ⅳ

最後は、精神面だ。

~健康でいて長寿を果たすには、なにごともやりすぎることなく、ほどほどにいい加減にということなのかもしれません。いい加減がよい加減なのです。~

いい加減とは「程度が適当であるさま。一般的には、好ましくない意味合いで用いられる。」最近やった私の「いい加減」は、ICTのアンケートだ。全部4段階中の3で答えた。何も考えない。求められたら即提出だ。アンケートなどにまともに付き合ってられるか。

「いい加減がよい加減」だが、いい加減の程度がなかなか分からないのだ。これは自分よりもいい加減な者のいい加減さを見て学ぶしかない。

~あえて「明日は明日の風が吹く」という人生観の醸成が役に立つかもしれません。~

「わからぬ明日を心配しても始まらない」「先々を案じても仕方がない」という意味だ。これは『風と共に去りぬ』のセリフで有名になったらしい。

~健やかな長寿は、つまるところ食べ過ぎず、日ごろの筋トレを怠らず、規則正しい生活パターンを保ち、あまりカッカとしないで平穏に生活することで炎症を抑制することによって実現できる。~

カッカしないと思ってもカッカしてしまうな。仕事でも日々の暮らしの中でも平穏ばかりではいられない。カッカしたぶんは、笑ったり、感動したりして取り返していくしかないだろう。(R4.3/15記)