読書『死ぬな: 生きていれば何とかなる』Ⅶ

自分に求められているものは何だろう。

~良い仕事をするためにも「自分に求められていることは何か」を正確に見極めることはやはり必要なのです。「自分に求められていること」さえ正しく見極められれば、それ以外の要素で必ずしも能力が高くなくても職場はその人を必要とするということです。~

私が今、求められているのは特別支援学級の担任業務だけ。そうそう高いものを求められているわけではない。「教師としての使命」だとか「天から与えられたミッション」などと力んではいけない。担任業務をきちっとこなすことだけを考えろ。

~ことごとくマイナーで生きてきた経験から、マイナーであることの利点を発見したことも事実なのです。工夫次第で居場所、生き場所を見つけやすいのは、メジャーよりマイナーな場所にいる人の方だ。~

こんな年でも一担任しかできない。マイナーもマイナー、どマイナーだ。もうどうあがいてもメジャーにはなれない。

~マイナーな場所にいることで、メジャーな場所にいる人が気付きにくいことに気づけ、その工夫もしやすくなる。「今自分はマイナーな場所にいる」と感じている人は特に、そうした境遇が持つ可能性の大きさの方に目を向けてほしい。~

上司や管理職が気付きにくいことに気づけるのか。自分は組合活動をしているけど、同じマイナーな人間を助けるのには役立っているのだろうな。