読書『 自分らしいキャリアのつくり方』(高橋俊介)


自分らしいキャリアのつくり方 (PHP新書) – 2009/8/18 高橋 俊介 (著)

キャリアとは「職業・技能上の経験。経歴」である。自分らしい経歴のつくり方とは。

~働く人にも立ち止まって己の人生やキャリアの来し方行く末に思いを馳せる「節目」の時間は絶対に必要だ。節目を感じたらそこで一息入れて現在やっている仕事を客観的な目で眺めてみると同時に、今後の人生やキャリアに対するイメージを確認する。そこに向けて新たな一歩を踏み出すのだ。~

私は立ち止まらざるを得なかったわけだが、その時が「節目」だった。それまでの自分の働き方を全否定することになった。私は、得体のしれない欲にかられていたのだ。

今後のキャリアに対するイメージか。このままの境遇で働いていくんだろうな。仕事に対してそう大きなことを望まない。

~今の仕事のなかで自分らしいキャリアにつながるものを再認識するとか、新しい習慣にトライするといったことでもいいのだ。人生やキャリアの主導権を自分の手に取り戻すことが重要なのである。~

奴隷のように働かされるな、ということではないだろうか。無制限に働くことではない、勤務時間の中で、新しい習慣にトライすることもできるはずだ。

~自分らしいキャリアをつくるには「自ら立つ」より「自ら律する」ことのほうが大事~

自ら律する、というのは自分を制御するとか、自分をコントロールするということ。「落ち着いた先が自分のキャリア」というのではなく「自分の目指すキャリア」をもっとイメージすべきだな。その目標に向けて自らを律するということ。