読書『一気に通読できる完訳「論語」』Ⅵ

自分の仕事に関わることが書いてあった。

~誉める時は誉めるべき理由を確かめてから誉めるんだというのも、誉めるべき点を的確に指摘しさえすれば、後は自分たちで長所を真っすぐに伸ばしていくようになるものだからよ。~

叱るときはその基準を示せとは言うが、最近読んだ本では、誉めるべき基準もはっきりさせておくべきだとあった。自分は誉める時に有頂天になって誉めてしまうだけで、その基準を子どもに示してはいない。その基準をもっと伝えていけば、子どもたちでもっと長所を伸ばしていくことになるかもしれない。

~人の上に立つ者には守るべき九つの心得があるよ。物を見る時には明確に見ること。聴く時には誤りなく聞き取ること。表情は穏和に保つ。立ち居振る舞いを上品にする。言葉を違えない。仕事を慎重にする。疑問があったら問うことを恥じない。見境なく怒らない。道義に反した利益を追わない。~

私は最近、研修でズームについて学んだ。若い先生の方が絶対得意だ。だけど分からないところを聞けないんだよね。まだまだだな。

~自分の力でなく天命によってなれたという謙虚さがなければ、人の指導者は務まらないものだぞ。礼儀正しくなければ、指導者の立場を維持できないし、相手の言葉をじっくり聞いて的確に判断できなければ、人々の立場が理解できず、人の指導なんておこがましいことはできるわきゃないんだよね。~

謙虚であること。調子に乗ってはいけない。人を指導すること自体おこがましいことなのだ。礼儀正しくあれ。相手の立場の理解に努めよ。指導させてもらっているという気持ちでなければならない。