読書9-7『反省させると犯罪者になります』Ⅸ

自分の話を聞いてくれなくとも

昨日よりも少しだけ「ありがとう」「うれしい」を意識した。少ないが口にもしてみた。そう意識するだけで、自然に笑顔になれるというか、前向きになれるような気がした。

~上手にストレスを外に出すことが健康的に生きるためには欠かせません。一人でも構いません。自分の話を聞いてくれる人を持つのです。~

私はストレス解消のために他人に話を聞いてもらうのは苦手だ。他人に弱みを見せたくないのだろう。

~問題はずっと我慢し続けることです。授業中や仕事中に「いい我慢」ができるためには、休み時間や自由な時間に「自分を解放すること」が必要なのです。~

昼休憩には私は職場の外に出て散歩する。「外に出なくても休憩できるだろう」と言われそうだが、そうではない。ストレス源から距離を置くことが大事なのだ。これもきっと「自分を解放」しているに違いない。

~どこかで自分の本音、すなわち「子ども」の部分を出せるから、私たちはちゃんと勉強や仕事ができるのです。「こんな勉強したくない!」「こんな仕事したくない!」と言える場があるから、私たちは勉強も仕事もできるのです。~

もうここ数年はどんな仕事でも引き受けることにした。だから「こんな仕事したくない!」ということもないのだが、それでもストレスは溜まっているのだろうな。

~「いい大人」でいるための条件は大人が「子どもっぽさ」を出せる場があることです。子どもであれ、大人であれ、「子どもっぽさ」を出せる人は「魅力的な人」という見方ができます。~

最近マイカーを購入したのだが、マイカーもある意味、玩具である。これも「子どもっぽさ」なのだろうな。自分の話を聞いてもらわない分、いろんなところでストレスを発散しているのだ。(R6.2/28記)