映画『マダム・ウェブ 』

酷評は気にするな、十分楽しめるぞ

マダム・ウェブ  2024年2月23日公開-118分-サスペンス/ミステリー/アドベンチャー  監督 S. J. Clarkson 制作国 アメリ

今月2度目の3連休の初日。ショッピングモールで娘、孫と過ごす約束をしており、私は早めに現地に乗り込み付設シネマで映画鑑賞することにした。絶妙のタイミングで鑑賞できる機会に恵まれた。マーベル初のミステリーであり、予告編にスパイダーマンらしきものが出たら、見ずにはいられない。

ご存知のようにレビューは酷評であるが、私はじゅうぶん満足した。というか、そもそもマーベルはコミックなのだ。言い換えれば漫画。そういうジャンルに多くのもの、崇高なものを求める方がバカげている。

ヒロインのダコタはとても魅力的である。燦然たる主役のオーラを放っている。危機に立ち向かう健気さを応援してやりたくなる。ヒーローになる過程も不自然さはなく、これまで「~ビギンズ」といってヒーローの存在を知ったうえで、後付けで描かれる作品が多かったが、初見で序章的な作品を観るのが新鮮であった。予知を武器にするという面白味も味わえた。ラストシーンのダコタからXメンのプロフェッサーを連想してしまったのだが、そういうことなのか?(R6.2/24記)