読書8-14『人間を磨く』Ⅱ

校外学習の引率で公園を歩き詰め。子どもにはそんな姿を見せないが、流石にへばってしまった。今日も20分の割り振りでさっさと帰る。

~本は無理をしても買って読むものである。一冊の書物を通して作者の精神に直面し、生きるための自覚を得たいと思う。~

人間を磨くために、読書は必須だということだ。ちょうど5年前、仕事を休職して以来、読書中心のライフスタイルに変わった。99パーセントは新書である。しかも100円程度のもの。中古書店にいくたび10冊ほど買うが、それでも1000円程度の出費で収まる。そこから、数を数えるのは好きではないが、毎年100冊近く読んでいると思う。

~本の虫にはなりたくない、読書のための読書は人生にとって意義はない。~

本の虫とは思っていないが、自分の知識を増やすために、人間として少しでも向上するために読書をしている。常に赤ペンを持って、心に刺さった文には印をつける。その文を、ノートに視写している。それも5年続けて、ノートは27冊である。

~今日、飯が食えなくなる貧乏はしようとしてもできない。仮に飯が食えなくなっても恐れる必要はない。精神の貧乏こそ、恐れなければならない。~

~本はこちらが出向いていけば会ってくれる。話が合えばよし、合わなければ縁がなかったものとしてあっさりあきらめることができる。~

~人との出会いがそうであるように、本との出会いは自分自身との出会いでもある。~

自分自身との出会いだと思えるような本とはまだ出会えていない気がするが、ただただ片っ端から読むだけである。(R5.10/11記)