読書『人生を半分あきらめて生きる』(諸富祥彦)

人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)  – 2012/5/30 諸富 祥彦 (著)

自称まとめノートが5冊目に入った。4冊目は12月13日の『いじめ・自殺』から6月20日の『わたしが正義について語るなら』まで、紹介した本は20冊。要するにノート1冊終えるのに半年かかっているということだ。ちなみに現在のノートは17冊目である。このペースで続けていたら向こう6年はネタが持つ。

では著者の言葉を紹介しよう。

~どんな時代が来ようと、どんな社会になろうと、「自分なりの幸福の物差し」を持ち、自分で「自分」を守ることのできる人だけが心の深いところが満たされた人生を生きていくことができる。~

先ごろ、歴史的な偉業を成し遂げた。それは市教委訪問の際中に1時間年休を取り、帰ってしまったことだ。教育長をはじめ、市教委の面々が来訪しているのに指導を受けずに帰る。それをした人を私は知らない。

~向上心をあきらめる、人と自分を比べるのをあきらめる、期待に応えるのをあきらめる、現実を受け入れあきらめる、パーフェクトな自分をあきらめる、そんな「あきらめる」力が求められている。~

私は、「みんなと同じ」をあきらめた。「向上しよう」という気持ちをあきらめた。「まじめ」をあきらめた。「後ろ指を刺されたくない」をあきらめた。この本を読んで2年半。智恵を受け、果たして実行に移したということだ。(R3.6.18記)