読書『人生を面白くする 本物の教養』(出口 治明)

人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書) 新書 – 2015/9/30 出口 治明  (著)

本格的に読書をするようになって3年ほど経つが、この本との出会い、この著者との出会いは、とても貴重なものだと考えている。おススメの本を問われたら、私はほぼ、この本を勧めると思う。私の今の働き方、仕事に対する考え方はこの本から学んだといってもよい。

~教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです。~

教養がないと、人生は面白くも、楽しくもないのだな。

~知識に加えて、それを素材にして「自分の頭で考える」ことが教養なのだ。~

自分も「自分の頭で考える」ということを疎かにしている。自分もそうなのだが、「考える」ということは今の世の中で本当に欠落していると思う。情報が氾濫し、そこから取捨選択することで精いっぱいなのだ。考える余裕もないのだ。

~自分の頭で考えて、本当に「そうだ、その通りだ」と腹の底から思えるかどうか(腹落ちするかどうか)が大切なのです。~

~人間が意欲的、主体的に行動するためには「腑に落ちている」ことが必須です。腑に落ちていることが行動力やバイタリティの源泉になります。つまり本気を呼び起こすのです。~

みんなみんな不安なのだ。今にしても、将来にしても。何が正しいのか、何が間違っているのかわからないのだ。それは、やはり「自分の頭で考える」ことを怠っているからなのだ。(R3.12/13記)