マッシブ・タレント(2022)THE UNBEARABLE WEIGHT OF MASSIVE TALENT 監督 トム・ゴーミカン
今日は午後から、私が所属しない教育研究団体の行事があり、お払い箱になったところで年休を3時間。最近めっきり遠ざかっていた劇場へ赴くことにした。帰宅後ジョギング、ルイボスティーを作り、隣市のミニシアターへ向かう。
本作の監督はトム・ゴーミカン。調べてみたら彼の他の作品は一つしかなかった。本作の脚本も彼が手掛けている。主演はニコラス・ケイジ。たくさんの作品に出ているが、『キックアス』のヒロインの父親役が一番印象に残っている。
前半、すこしまどろっこしい展開で、正直寝落ちしてしまった。だがCIAが出てきたあたりから、急激に面白くなる。よく練られた、まじめであるがゆえ、真剣であるがゆえの笑い。だからこそ、面白い。笑い声が出ないようにこらえていました。
ニコラスケイジのための、ニコラスケイジがいなくてはならない映画だけど、その周囲のキャストもいい味出して見ごたえのある映画です。(R5.6/15記)